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ベゼル・グリップは渓流スピニングロッド初となるブランク着脱が可能なグリップです。
ベゼルは本来時計のガラス蓋を固定するリングのことで、フロントグリップの形状から名付けられました。ブランクをウッドリングとフェルールで留めるカスケットが開発した唯一無二なブランク脱着方式です。
2016年モデルより内部カーボンにボロンをコンポジット。見た目は変わりませんが、ボロン素材が発揮する感度を垣間見て頂ければ幸いです。*使用上のご注意:ベゼルグリップの使用にはナイロンラインを基本としてください。PEラインの使用や過度な負荷によりフロントが外れてしまうと修理ができない場合がございます。
ブランクを自由に替える、ベゼルグリップ・システム
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ベゼルグリップはご覧のフロントグリップを時計回り逆に回転させると締めつけ部が外れてブランク固定を緩めることができます。 ブランク固定にフロントネジを締め込む際は、工具などで強く締め込むことはしないで下さい。 締め込みは手で締め込む程度にして下さい。 |
十分に固定が緩むとこのようにグリップからブランクが外れます。その際フロントのウッドリングはフェルールに止める仕組みになっており、グリップには固定されていません。これはブランクのセンター位置を合わせやすくするためにあえてフリーにしています。 フロントリングの紛失にはご注意ください。 |
完全に外した状態がこちら。 ウッドリングが入る部分は精密ですのでゴミなどが入らないようにご注意ください。ゴミや異物が入ると十分な固定を得られない場合があります。 |
ウッドリングとフェルールのツバの部分にはクッションを利かせるためにOリングが入っています。なおウッドとフェルールの噛み合わせは経年劣化も考慮して若干きつめになっています。抜く際は出来るだけフェルールのローレット(溝刻み)部分で擦って広げすぎないようにご注意ください。 ブランクを着脱するのに必要なフェルールは内径に合わせて6種類ご用意しています。なお現状のグリップ・フロント形状ではブランクの直径9.0mmが最大です。 |
フロントおよびブランクの固定、締め込みについて フロントネジを締め込む際は、工具などで強く締め込むことはせずに手で強く締め込む程度にして下さい。ブランクとガタツキなどが出てきた際は、指で示した箇所のネジに比較的粘度の高いグリスを注して下さい。 |
上記のグリスアップを試してもガタツキが出る際は内部のフェルール金具を締め込むジュラコン・パーツの劣化の可能性があります。ジュラコンパーツはフロントネジを最後まで締め込むとピッタリと隙間が閉じるくらいが理想です。すり減ってきた場合はジュラコン・パーツのみで販売しています。 |