17/07/31
渓流シーズン残り2ヶ月ですが、フェルトブーツの
スタッドを交換しました。
何度か食いつきが悪くなったと感じたのです。以前、交換時期を脱してフェルトはとっくに擦り切れて、先端部の本体も削れてしまし、フェルトの張替え交換も出来なくなったことがありました。なんでも早めの綿天が必要ですね。
フェルト用は
こちらの黒色のものです。20本入っており、特に磨り減った部分だけを交換します。スタッズは靴の周囲に打ち、中央付近は打ちません。フェルトの接地面積は確保しつつ、周囲のスパイクの食い込みでかなりグリップ力が増します。フェルトでの草地や木の上でも強くなります。
よく見るとシューレースもボロボロだったので交換。シムスの
シューレースはこちらに交換品があります。もし別メーカーの物を買うつもりならば全長が180cmのものを選んでください。
これも現場で切れたらシャレになりません。崖や岩を何度も登っていますが、いつか危ない目にあうのではないかと自分に心配をしつつ時には臆病風も結構、そして周到な準備だけは怠らないようにします。
こうしたメンテ、週末は朝から渓流に出かけたいならば平日の仕事終わりにやっちゃいましょうよ。
17/07/29
ヒラマサ挑戦で船やファイトに慣れる意味でもまずマスターして欲しいのがジギングです。
本日は
ジギングのオススメタックルをまとめてみました。ロッドだけでもルアーといラインを合わせただけでは釣れません。きっちり揃えないと上手く機能しないのです。具体的にはじめて行かれる方は時期や傾向など私や、クルーズの赤間さんに直接聞いていただくのもありです。
電話は不在もありますので、まずはお問い合わせフォームにて質問メッセージを入れていただければ折り返しやメールを差し上げることが可能です。夏休み、山に海に忙しい毎日になってきました。
水の事故には気をつけて、皆様もいい週末を!
17/07/28
最近、渓流とオフショア(クルーズの玄界灘の釣り)を交互に楽しむ方が増えました。皆さん、忙しいのが好きですね。(笑)そして初心者の方や遠方からヒラマサに挑戦する方も増えてきました。二つの釣りは内陸と外洋、そして大魚と小さな渓魚という、両極な釣りのようですが、僕には密接な関係を感じるものがあり、互いに刺激と気づきがあります。渓流ミノーとヒラマサペンシルのプラッギング、魚を見て操作する誘いと喰わせは上手くいくこともあれば失敗もある。アクションは終わりのない迷いへと僕を誘いますが、ひとたび食いつけばグンとくる衝撃と飛び上がる水柱には破格の充足感を感じます。さらに深淵ジギングの空想は魚信から得る確信に変わり、目で見えない魚を釣ることに開眼します。
福岡、博多にはヒラマサという釣りの特産があります。この釣りを地元がしないのは勿体無い。そして遠方でヒラマサがいない地域の方には是非、体力のあるうちに挑戦して欲しいと思います。それを少しでもお手伝いできないかと
二年前に書いた「
ヒラマサに挑戦してみないか!」を改編中です。
少しづつ書き進めますので挑戦したい方はご覧いただければ幸いです。
本日はまずは序章だけですが・・・・。(汗)
追記
先日は篠塚さんと加藤さんがジグで次々と夏の強く引くヒラマサをブガッティブルーBBJ60TJIで当てていました。お二人とも渓流にオフショアにいつもお世話になってます!ありがとうございます。
17/07/27
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” NORIO NISHIIDO
RB55USは、南アルプスの渓で活躍しております。渇水で、本流が渓流の様になってしまい、厳しい状況が続きますが、また新たな楽しみを与えてくれるだろうと思います。
ロッド:レボリューションRB55MS、ルアー:ハッスルトラッド、ライン:トラウトプラッギン
西井戸様、美しい景色ですね。渇水でもヤマメはよく太っている、ご投稿ありがとうございます。そして皆様にも暑中お見舞い申し上げます。夕立とは言えないひどいゲリラ豪雨が全国各地で我々を困らせていますが、関東では取水制限。
先日の福岡の豪雨も局所的でした。この時期は釣りのためもあって雨量レーダーは頻繁に見ますが、僕はヤフー天気の雨雲ズームレーダーや気象庁の河野防災情報、Windy 、 GPVなどをよく見ています。興味のある方は検索して見てくださいね。
17/07/26
ABU REEL PARTS STICKER
アベイルのハンドルを装着したABU2500C。ハンドルだけでここまで変わるか?ってくらい軽量になり、回し心地も繊細さを得ることができます。さてこのハンドルに唯一足りなかったのは、そう
Gマークステッカーです。この度「
Gステッカー」を入手。カスタムハンドルをお持ちの方はドレスアップにいかがですか?
アブ ステッカー各種 ¥350〜(税別)
他にも純正の赤ハイスピードシールなども入荷。今後はアブパーツは枯渇の一途で入荷しづらい状況に。ぜひこの機会に補充ください。
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アベイル 2500C用ハンドルセット ¥9,750〜(税別)
使えば感動する回し心地です。今回よりオイルナットを止めるリテーナーが「あり」と「なし」のセットがございます。 |
17/07/25
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” KEITA AKAMA
「2500C+フジグリップ+
マークスパイダー」
この懐かしいバス少年のような組み合わせはご存知、
クルーズ船長のお気に入りタックルです。シャフト研磨や微妙なギアやグリス調整などカリカリチューンも彼の手によるものです。後ろのスピニングタックルはクルーズの名物乗船者・Y田師範の可愛いアマゴ♡。ネットはコンクルージョンじゃないけど、ロッドは
ハイパーブレイクに
ハッスルトラッド。無理やり詰め込んだこの構図は、とりあえず二人でトリプルCってことにしたいのかな?(もちろんダメです、笑)
そしてこの後、ついにサツキマス!(紹介は後日)
お二人とも九州を飛び出してトラウト遠征した甲斐がありましたね。しかし、ヒラマサも頑張ってくださいよー!
17/07/24
CASKET X ITACHI
個性的なフラットサイドのミノーを創出するイタチミノーさんがカスケットのためにミノーを作ってくれています。
テストモデルを出掛ける度にボックスに忍ばせ、僕なりの使い方やローテーションも見えてきました。(発売はオフシーズンになるかと思います。)
「追ってきたけど食いつかなかった 」という経験は誰にもあると思いますが、次の一投は非常に重要です。魚を落ち着かせる時間もかねて、僕は必ずミノーを変えるようにしています。(3回投げれば3回変えます。)もちろんコース次第では同じミノーを使わざるを得ない場面もありますから、その時は面倒がらずにカラーだけでも変えます。どれほど効果があるかはわかりませんが、僕自身はうまくいくことが多々ありました。
ロッド:
レボリューションRB55MS、ルアー:イタチミノー(テストモデル)
ライン:
トラウトプラッギン5LB、ネット:コンクルージョンST26
この時はハッスルトラッドで水面まで出てきたけど食いつきませんでした。一発で食うにはタナが浅かったか、コースが悪かったと思い、次はイタチミノーに変更。しかもツインのテシストフックを前後に装着した「掛けたら絶対獲るもんね」の余裕なしのセッティング。(笑)コースもポイント通過までに自重で入っていくよう念入りにトウイッチできるコースに変更。通過した瞬間にグン(ギラギラ!)と乗りました。夏渓に映える幅広の発色のいい泣き尺ヤマメでした。
渓流帰りはお蕎麦もいいですが、汗もたっぷりかいて疲れた時はガッツリとんかつです。衣サクサク、黒豚の肉汁ジュワーのとんかつにご飯お代わり!
これではいくら疲れても痩せません。(笑)ヤマメもずいぶん太ってきました。さ、今週も頑張ってまいります。
17/07/22
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” SHIN-ICHI NAGAMORI"
会津の水田に水が張られ、この時期しか見ることのできない幻想的な風景はようやく雪解け水が収まり本流ヤマメが戻ってくる頃を知らせる指標としています。この読みは見事に当たりました!
今年は例年よりも水量が多く、太い流れに余裕のランディングができたのはトラディション66MS、ST30、テシストツインフック(#14-10)のお陰でした。ロッド製作で当時お世話になった斉藤さんはお元気かな?
中流〜上流域は流れが強く、緩流帯をダウンクロスでトレースするようにすると、ハッスルトラッドを活性の良いヤマメが猛然と追い回し、巻き取る寸前にヒットするシーンを見ることができました
この日は同い年のKさんと朝8時に待ち合わせ。 お互いの家庭の事情が優先なので、平日会社へ出勤するのと同じように家を出て、現地に9時半到着。夕方も3時半には竿をたたみ、5時には解散。
平日残業して帰る時よりも2時間以上早く帰宅すれば家族もご機嫌です。
家族と一緒に夕飯を食べ、その日のうちに道具のメンテやウエダー、シューズの
陰干し設置も終了すれば、次回はいつでもまた出かけられる訳です。
家族の都合で次いつ行けるか読めない中で、その時間があればいつでも行ける状況は整えておく。
これが50代の釣りってやつですかね〜。
ロッド:レボリューションRB55MS、コンクルージョンSTREAM30、ルアー:クリアーウッド
永森さん、ご紹介が遅くなりました。水田の夕陽と白銀のヤマメが美しいですね。渓流を歩くだけでも嬉しく、出逢える渓魚と道具の写真に没頭する至福の時間です。さて、ご家族のお世話(介護)、他人事の話ではありません。多くの友人やお客様がこれから抱えてくる通り道であります。そんな時のわずかな息抜きに釣りが、そしてカスケットが提供する道具がお役に立てれば、僕らもホッといたします。永森さんの息抜きのお手伝いになれるよう、我々も頑張ります。いざ、壮年の釣り少年行かん!であります。皆様もいい週末を。
17/07/21
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” TOSHIYUKI YOSHITA "
この魚の先週にハッスルトラッドでパーマーククッキリ体高極太のヤマメを釣ったのですがカメラ忘れ…
リベンジで別の河川に行き、二週連続の40弱のヤマメが釣れ、大満足です。
いろんなルアーためしましたが、深みの淵でハッスルを沈めてちょんちょん、
ごちーんときました!
アルセドに入魂!横でT田先輩が悔しがってました。(笑)以上、ご報告でした。
由田様、今年も投稿ありがとうございます。もう一枚はサクラ狙いで釣れた大イワナ。二週連続の40ヤマメ。ええ、もう、羨ましゅうございます。
それにしても40ヤマメの写真にベイトタックルが割り込んできているのが気になりますねー!(笑)T田先輩、由田さんにギャフンと言わせてください!
17/07/20
クラシックなレザー仕様のG3ガイドブーツ。同型の更新を買い繋いで5足ほど使ってきました。このシリーズは初代のクラシックガイドブーツの流れを組んで、ずっとブラウンレザーで作り続けると思っていたら、どうやら今度の更新で変わってしまうかもしれませんよ。(最終的な情報ではありませんがアメリカの展示会ではそうなっているようです。)性能は素晴らしく、見た目がクラシックなこのブーツを好んで履いてきたので個人的には残念です。
ちょうど欲しかった方、補充したかった方、今なら当店にもサイズの在庫もまだありますので、是非ご検討ください。
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” TATSUYA KANEI
本流から渓流へ。暑さや増水のタイミングで遡上を始める個体も出てくるシーズン。この時期の場所の読みは非常に難しく、やはり足で稼ぐ人が、いい思いをするように思います。先日、別の方の投稿で「一里一尾」という話を聞きました。約4km歩いて、一匹のヤマメ。なるほどそうだなと思いました。
そんな渓流のような、本流のような、出てくる魚もヤマメかマスかというような場所ではハイパーブレイクHBB60MSを手にしてみませんか?投稿は兼井様からいただいたメタリックな肌艶美しいヤマメとパーマークの美しいヤマメの投稿です。
暑いけど、出掛ける価値はありそうですよ。兼井様、いつもご投稿ありがとうございます。
17/07/19
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” TAKESHI OOTANI
てしまさん、お久しぶりです。大好きなタックル達と川で過ごす時間は、とても幸せな気分にしてくれますね。そのタックル達が今回も、素敵な出逢いを与えてくれました!
いつも、この魚達を育む自然環境には感謝の気持ちでいっぱいです。また、これからも大好きなタックル達と共に川で過ごせる時を大切にしていきたいと思っております。
大きさ、色、体高、そしてはっきり雄と分かる鼻曲がり。時期も完璧な理想の山女魚とはこのことです。大谷さん、ついにやりましたね!
夏渓の婚姻前、まだ積極的に捕食態勢にあり、若く、飛び抜けた成長能力をもった山女魚。まさにハイパーブレイクだからこそ狙って獲った魚と言えます。
実は、大谷さんとは偶然にも北海道の宿、しかも風呂場で出逢ったことがあります。(笑)それまでずいぶんお客様としてメールやお電話をしていましたが、バルキーバックを携え、はるばる同じ魚(イトウ)を狙いに来た大谷さんとあんな場所で出逢えるなんて、僕は仲間を得た気持ちになって嬉しかったのです。あの時の長風呂は忘れられません。 大谷さん、やりましたね!僕たちの終わりのない釣り旅はイトウの夢を叶えて、いつかは玄界灘のヒラマサも、そして博多の食文化を楽しみにお越しください。ありがとうございました。
17/07/18
初めに行った川で先行者、そして次の場所にも先行者。 約1時間の移動を余儀なくされ、ようやく人がいなさそうな川に着いた頃、陽はとっくに真上の方にありました。でもそれがよかったのかな?この魚が最初のポイントで飛び出てきました。
ロッドは
レボリューション・アンサンドフィニッシュのRB55MS-US(ダークブラウン仕様)ボロンハンドルはベリーショートを合わせています。バランス的にはシングルの方が疲れない感じもします。それにしてもこのブランクスは素晴らしく、ラインは
トラウトプラッギンと組み合わせて相変わらず僕のお気に入りです。
移動、移動で気が急いていたようです。ネットを背中に付け忘れて川に降りていました。最初のポイントの三投目でこの魚がゴチンと来て、ギランと光って、ゴボゴボと大型独特の音を立ててヘッドシェイク!「あれぇ、ないぞっ!」とヒヤヒヤ・ランディングであります。
トラウトプラッギン5LBに
ラインチューブをかませてクロスロックスナップで
ハッスルトラッド502に接続。トラブルレスでアクションのキレは最高状態。あらゆる流れでコントロールしやすいセッティングです。チューブを付けると動きが重たい?と思う人もありますが、心配ご無用。(
ラインチューブの説明ページを公開しました。)ほかにも驚愕の投稿が相次いで到着。梅雨も明け、夏の渓流が始まったようです。
さ、2017渓のラストスパート行きますよ!
追記
本日午後19時より
マークスパイダーMSB55MTに使えるベイト仕様の
ボロンハンドル(5ft)を公開します。お問い合わせ頂いていた方々はお時間を確認の上ご覧頂けますと幸いです。
17/07/17
有田は
源右衛門窯へ
連休、いかがお過ごしですか?梅雨が明けたのでしょうね、凄い暑さがやってきました。近く朝倉では豪雨被害の復興でまだまだ大変な状況です。微力ながら応援しています。さて先日ですが、有田は
源右衛門窯へ行きました。実は最近、嫁がお茶の趣味から焼き物にもハマっていまして・・・(苦笑)この涼しげな手洗い鉢はJR九州のななつ星の車両にも使われたものと同じ柄です。
「有田の三右衛門*」と呼ばれる源右衛門窯は260年余りの歴史のある窯元です。(*ほか、柿右衛門、今右衛門)ここには源右衛門窯が独自に集めた古伊万里を展示する蔵もあります。
手水場もさすがの造り。絵付けの柄をインテリアやアクセサリーなどにまで展開させた斬新な源右衛門の歴史や勢いを感じさせ、気分が盛り上がります。
休日ということもあり、作業は行われていませんでした。次回は製作現場も見学したい。
この日は普段使いの刺身皿を求めにやってきました。どれも絵付けが美しく豪華絢爛(高価)ですが、ようやく予算に合うお皿を見つけました。(ほっ!) 買い物が済んだ僕らに番頭さんが蔵で所蔵する古伊万里を見せてくれることになりました。有田の歴史を勉強できる良い機会。少し物知りになれましたよ。
手入れの行き届いたお庭の奥に伊万里の歴史を紐解く古い焼き物の数々が展示してありました。番頭さんからの耳学問をざっと紹介すると以下のとおり。(誤っていたらスミマセン。)
豊臣秀吉が朝鮮出兵の時、佐賀の鍋島藩主が朝鮮陶工を佐賀に連れ帰ります。そのうちの一人、李参平は多久にて土物の焼き物などを試行錯誤していましたが、なかなか磁器には出来ず、有田の泉山を旅して、ようやく陶石を得、日本で初の磁器製作に取りかかることが出来ます。
それから鍋島藩の管理のもと、伊万里焼きが作られます。焼き物は職人も厳しく管理され、門外不出。すべて出島からしか出荷しなかったそうです。その当時、隆盛だった中国が三国志の戦乱の世に入り、それまでの景徳鎮に変わって、伊万里焼きは本格的に欧州に向け、輸出を開始。
この時は酒瓶や壷、大皿など豪華な赤絵や金も贅沢に彩られたものが輸出用に作られました。輸入商社だったVOC(オランダ・東インド会社) のマークを入れた染め付けの皿は有名ですよね。
↑この方が李参平。(と思う)ここ源右衛門窯の蔵には製作過程とも言える初期伊万里や、海外から里帰りした古伊万里などが展示されています。これらは古伊万里の復活を目指した源右衛門窯の第十五代が収集し、古伊万里ブームの火付け役となったようです。
その後、廃藩置県により鍋島藩から佐賀県になり、伊万里焼きのは鍋島藩の後ろ盾がなくなります。その後に作られた日本で初めての焼き物を扱う商社が現在の香蘭社ということらしいです。
そうして歴史ある源右衛門窯は今も変わらず、古伊万里研究と新たな創造をテーマに斬新な焼き物を作り続けている。番頭さんのおかげで早足で有田焼、伊万里焼きのことを理解出来、買い上げた器にも一層の愛着を持てました。ここ源右衛門窯は一箇所で見所のある珍しい窯元ですよ。さて、こういうことに興味が出てきたってことは、僕も少しは歳をとれたと言うことでしょうか?(笑)たまには歴史と買い物、良いですね!
17/07/15
目から鱗な発見です。足首が細く、角張っていて長時間使用すると水が進入して困っていた方、朗報です。
渓流界ではベイトフフィネスでも有名な本山さんから教えて頂いた「白色ワセリン」は防水効果をさらに高めてくれます。いたって普通のワセリンで結構です。
防水ネオプレンソックスの履き口部分にワセリンを一周塗るだけでかなり防水性が高まることが分かりました。
(1)短丈のソックス上から防水ネオプレンソックスを履きます。素足でも大丈夫ですが多少の汗はかきますので下着がある方が清潔。 |
(2)折り返し部分の色が変わっている部分(指で押さえているところ)に白色ワセリンを全体にベッタリと塗布します。 |
(3)最後に上からシムスの穴の空いたウエット用のネオプレンソックスを履けばウエーダー用のシューズがそのまま使用できます。 |
実は開発した僕自身も足首が細く、歩き方を注意しないと水が進入してきていました。(スタッフのシゲや康平は足首がそこそこ太いのでまったく何もしなくても漏れないらしい。)そんな僕がワセリンをようやく試したのですが、早くから知っていればと後悔、いや公開します!
本山さん、アドバイスありがとうございました!皆様も良い週末を!
【
ウエットスタイル関連商品はこちら】
カスケット 防水ネオプレンソックスII ¥3,888(税別)
夏のウエットスタイルは気持ち良いですが、長時間足まで濡れっぱなしだと皮がフニャフニャになって気持ちよくありません。冷えから衝撃から守る防水ネオプレンソックスを強くお奨めいたします。上記の通り、白色ワセリンでさらに防水性能がアップ。足首の細い方も挑戦ください。
|
カスケット レッグゲーター(規格サイズ) ¥15,000(税別)
これまでのオーダー実績から規格でS,M,Lサイズを作りました。伸びの良い素材を使用しているので、たいていの方がこれで装着できるはずです。サイズオーダーする前に一度こちらを買ってみるのもありです。(納品後3日以内の未使用品ならばサイズオーダーに変更が可能。) |
17/07/14
僕の渓流釣りの相棒と呼べるものはいくつもありますが、最近特に重要だと感じたのはプライヤーです。
10年前にも書いた記憶がありますが、またしても指に針が刺さりました。(今回でなく実は息子とのイトウ遠征の時です。ST36#1)貫通できるほど浅い場所ならいいのですが真っ直ぐに親指の爪の横から内部に向かって深く刺さってしまいました。こうなると現場で抜くか医者に行くしかありません。釣りを続けたいので今回も抜くことにしました。こう言うときにチカラを一気に込められるプライヤーは必携です。仮に貫通作戦が出来た場合にも針を折ることにも使えます。山女魚の口から針を外すだけには大袈裟なプライヤーですが、こうした事態には決して大袈裟ではありません。そして抜くなら筋肉が硬直する前の方が抜きやすいので迷う猶予はありません。「ブチっ」と音がしてバーブ(カエシ)に肉片がついたまま取れましたが、無事に釣り再開。その5分後に血だらけの指でイトウを釣りました。(苦笑)
フィルソン MESH F.F. VEST ¥28,000(税別)
背面メッシュタイプは涼しく快適。ラゲッジスペースもしっかりあるので荷物も入れて行けます。サイドポケットは浅いのでペットボトルは350mlが無難です。(再入荷しました。)
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フィルソン F.W.F.FISHING.VEST ¥33,000(税別)
当店独自に輸入販売して以来、このベストの愛用者も増えました。手島が廃盤になると困るのでバックパック付きのフォウルウエザーベストは3着も保管しています。(笑)
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17/07/12
2017 New ”Happy stream day Casket Ambassador!” RYOUTA ITOU
約一年の久しぶりの渓流で、素敵なイワナに出会えたので投稿させていただきます。
今回はプチ山岳渓流で長い道のりでしたが、とても満足でした!
サイズは32㎝でこのブランクでのやり取りは最高でした!
いつも素敵なアイテムをありがとうございます。
伊藤様、トリプルC投稿ありがとうございます。久しぶりの釣りでこんなイワナに出迎えてもらって、なんて幸せな渓流でしょう。
しかし、イワナって暴れるんですよね〜。(苦笑)グネグネ、ウニウニして、なかなかじっとしてくれない。結局もう一枚送られてきた写真が「着地後?」という愛嬌ある二枚のお写真のみ。そう、まともにネットに収まる写真はありませんでした。伊藤様、これは狙ってこの二枚だけを投稿されたのですよね?そのオチのセンスにピンバッチ決定ですっ!!(笑)
17/07/11
2017 New report Happy stream day : Casket AMB : MASATO TAKANO
京都の高野です。万障繰り合わせて,2年振り、人生2回目。道北への遠征を実現し、昨夜、無事に帰宅することができました。
私にとっては、釣場までのドライブも含め遠征。今回もフェリー+自走(笑)前回は、10月の釣行だったので、今回は春の挑戦としました。いい天気の日と嵐のような日があり、朝の冷え込みは0度まで・・・晴れた日の日中は、からっとした空気と抜け渡る空が最高でした。
春のベイトはトンギョなんですね。小さな群れで遡上する姿がかわいらしかったです。その岸際を遡上するトンギョを待ち伏せし、派手に補食する80センチクラスのイトウ。偏光レンズ越しにはっきり見えています。また、釣人がキャストを繰り返す足下で派手なボイルを繰り返すわけであり、この魚を狙うためには小さなミノーと岸際への正確なキャストが求められ、強風のなかでの釣りに苦戦しました。正直、ネチネチした釣りに辟易しました。加えて、京都鴨川の両岸に等間隔に並ぶカップルのように、両岸にずらりと並ぶ釣人にも驚きました。
このような中、回遊待ちや、魚の活性が上がるのをひたすら待ち続ける釣りが、私は苦手です(笑)何とか、苦戦しながらも河口で一匹を釣り揚げ、満足。
次は、人の居ない釣場を求め、移動。
ここで、飛びきりのファイトに出合いました。水門から流れる流れの最初の淵、クロスでキャストしたミノーを流芯の水底に送り込むと「グワン!」と強烈なバイトがありました。小さな川のポイントであり、ショートレンジでの接近戦。流れの中を暴れる魚、目の前で繰り広げられるテールウォークには眼が釘付けになりました。川幅も無く、障害物もあるため、強引に寄せることにしました。こんな時、ソルティスペイサイドは最高の右腕となり、その総合力の高さを発揮してくれます。
バイトを決して弾かないティップにも感心しますが、この竿は、ベリーがいい働きをしますね!80センチを越える魚のトルクフルな突進をいなす追従性を持ちながらも、その反発力によって魚のパワーを奪うことができます。そして、フィニッシュは圧倒的な力を秘めるバットで一気にランディングに持ち込める。流れがありネットを使いづらかったので尾びれの付け根を掴んでハンドランディングしました。この竿はホント釣れます。しかも、サイズのいい魚ばかり!我が家の伝家の宝刀となってます。きっとカスケットで心を込めてカスタムしていただいた際、釣神が宿ったのだと思います。
今回もロクな写真が無く、申し訳ない。遠征に対する家族や職場への後ろめたさが、写真の土産に現れています(笑)
追伸、帰路に立ち寄った苫前町熊害現場(100年前の事件ですが、世界史上でも最悪の野生動物事件らしいです)では、何とも言えない恐怖感を味わいました。ご存知ですか?小説「熊嵐」。
高野様、今年もイトウ遠征成功おめでとうございます。京都から道北まで約1800kmのボルボ旅!
すべての行程を車で行くとすると25時間の計算らしいです。(ひえ〜!)しかし道中も高野さんの愛車ならば楽しい時間なのでしょうね。ご無事でなによりです。「三毛別羆事件」
よく知っていますよ〜!初めて読んだ時は恐かった〜。
しかし今年は熊の被害も多く聞くのでこれまた他人事ではありませんね。
さて高野さんから絶賛頂くソルティスペイサイドSSP97ZHSですが氏はとんでもない実績も上げています。
(本人のご希望により非公開)先日、息子にイトウ狙いに渡した竿もこれです。とにかく私も胸を張ってお奨めできるソルティショアロッド。気品漂うロッドでモンスターを獲りたい方はぜひ!
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クラシックなラバーエンドがアイコンのソルティスペイサイド。このラバー、本物の英国製であり、昔のハーディと互換性のある製品です。まさにロッド降る気分はスコッチの故郷スペイリバー河口のサーフであります。道北に行ったことのある方は分かるはず!(グビっ)
CASKET ソルティスペイサイド
|SSP97ZHS|SSP89XHS| |
17/07/10
Hello Simply !!
先日、キャンプ場に隣接する川で釣り大会での娘のアマゴ写真です。
シンプリーが再販されると知り、ネーム入れ受け付けを熱望していますよ。
甥っ子にプレゼントして、従兄妹並んで仲良く釣りさせたいと思うのです。
ご投稿は神奈川県の田中様から頂きました。田中さん、娘さんもありがとう。とっても大きくて立派なアマゴだね!
さて、古いカスケットユーザーの方にはお子様とシンプリーで釣りをした思い出の方も多いかと思います。そして僕らよりも少し若い世代がちょうど子供と水辺で楽しめる年代になってきて、シンプリー再販の声が上がってきました。
ただ今、デザインと仕様も決定して製作に入っております。夏休みに間に合わせたかったけれど、ゴメンナサイ、ちょっと、いやもう少し遅くなりそうです。(汗)
またこの場でも進捗状況が分かりましたらご報告、受付のお知らせもいたします。
17/07/08
カーペンターロッドが追加入荷!【
BLC83/40、
PSC61MLRS】
少し前の
クルーズ釣行です。ヒラマサがアフターでまだ活性が上がらないので、イカやイサキ、根魚などで楽しんでおりました。
こうした小魚狙いもクルーズでは年に一度の楽しみな季節です。
夕方、少しジグやってみますか!っとしゃくると
PSC61MLRSで良型が喰いつきました。
漁礁のボトムで当たりましたが、すかさず
PSCの腰当てファイトで根ズレせずに浮かせました。隣で同級生の大木くんが「切られろ、切られろ!」と応援してくれました。
PSCが得意な同級生、大木くん(独身)も相変わらず、小さなヒラゴをいくつも当てます。そう、大きいのにはフックアウトされておりました。
別の日ですが、宮崎から
DWさんもヒラマサ遠征で今回もお土産成功。最も型がよかったのは久々登場の春日どぼん会の本田会長です。彼の竿はブガッティブルー
BBJ60TJI。この竿で数も狙って大きいのが掛かる日もあります。現にこの日の最後の流しで、オオマサが本田会長を襲いました。けたたましいドラグ音を響かせ、驚いた本田さんは腰が引けてしまい、「あ〜!」と叫びながら無抵抗、清々しいほどあっさりとジグを切られました。
ここ福岡には遠くから来たくなる好敵手ヒラマサがいます。宮崎在住の
DWさんは僕と同じ歳なのですが
ブログの通り、渓流も鮎も磯釣りもジギングもやる羨ましいマルチな釣師です。もちろん独身であります。同じく同級生の本田さんは昨年結婚して「カスケット独身会」を脱退、釣りは二ヶ月に一度という情けない状態になりましたが、我らがカスケット独身組はこのまま釣りを極めて欲しいと思います。
ささ、皆様も良い週末を!
17/07/07
【AMBASSADOR PINS】
知っている方には懐かしのアンバサダーピンバッチ。今年、トリプルC(*注1)でのご投稿お礼用(*注2)に復活製作をいたしました。
このピンバッチは七宝焼きで眼の部分にはダイヤ(人工)を入れた特別なピンバッチです。懐かしの初期カラーや思い付くままに新色も作ってみました。トリプルC・ご投稿の方限定で先着100名様へのプレゼントです。(*注3)
*注1:トリプルC投稿とは
トリプルCとは「3 ITEM CASKET TACKLE」の意で、カスケット製のタックルを三つ以上使ってご投稿頂く方が対象となります。例えば、コンクルージョン、ロッド(グリップとブランクはセットで一つと換算)、ルアー、ライン、ウエアなどいずれかのカスケット製の道具三つが揃っていれば対象となり、必ず写真にそれらを写し込んでご投稿ください。
*注2:投稿お礼プレゼントの規定
投稿を頂いた方で当HPにて紹介された方が対象となります。誠に申し訳ないのですが、投稿を頂いても、掲載をためらうような不鮮明な写真。または非難が予想されそうな状態での写真は掲載を見送ることがあります。(ピンバッチのカラーを選ぶことは出来ません。)
*注3:トリプルCでない投稿も歓迎です。
三つも揃ってないけど、カスケットのルアーやロッドで釣れたよ!という投稿も歓迎です。魚の大きさや写真の美しさによっては準ずる景品(ピンバッチのB品など)を送付させて頂く場合もございます。奮ってご応募ください。
17/07/06
昨日の豪雨による被害は当店にはありません。警報メールが直前に来ましたが、我々の住む春日市は降雨帯から逸れたようでした。自転車で出掛けた息子にすぐに警報を知らせて気をつけろと言いましたが、あの雨が福岡近郊に降っていたら大変なことになっただろうと思います。 それにしても前ぶれなく襲ってくる集中豪雨は台風よりも恐ろしいと思いました。朝倉の親戚は無事だったのですが、あの降り方では避難のタイミングはなかっただろうと思います。地震に火山に豪雨、明日は我が身になにが起こっても不思議でない今、今晩はもう一度防災バッグの中身を確かめたいと思います。
17/07/05
先日、予告していたネットホルダーIII型が完成しました。左写真は記念すべきI型です。シムスのウエーダーはG4、G3をはじめフロントやサイドポケットの充実が図られており、ベスト要らずなデザイン。後はネットだけ付けられたら・・・という思いをカタチにしたのでした。
I型はネットの位置が低く、大型ネットの装着が難しかったのですが、III型はD管も付属させず極力、上部に上げています。また、今回のIII型の真鍮留め具は磁石が不用意にくっつきません。取り付けはウエーダーベルトのクロス部分の三角のプラスティックの上から挟んで両端の真鍮留め具を、マイナスネジで留めるだけです。
カスケット x Perfetto レザーネットホルダー ¥3,500(税別)
シムスのウエーダーにこのネットホルダーのスタイリッシュな出で立ちは川に立つだけで高揚しますよ。さっ、鱒泳ぐ渓へ!
17/07/04
パックロッドシリーズ「アルセドクライマー」の3機種の違いをご説明します。
上図の通りですが、補足としてはバットパワー的にはACB52MS>ACB50LS>ACB52LSとなります。
個人的な差はありますが、フッキングのしやすさもバットパワーに比例してACB52MS>ACB50LS>ACB52LSとなります。
それぞれの特徴を一言で言うならば以下の印象を持って製作しました。
ACB50LS:ソリッドティップでキャストしやすい。
ACB52LS:パラボリックで弾かず、ファイト時間が楽しい。
ACB52MS:本流も出来そうな本気ロッド。
このテーパーデザインの関係性は同様に2ピースモデルの渓流ラインナップ(パワーミディアムクラス)にも当てはめることができます。
ファーストテーパー:レボリューションRB55MS
スローテーパー:マークスパイダーMSB55MS
レギュラーテーパー:ハイパーブレイクHBB51MS
それぞれのバットパワー設定はアルセドシリーズとは異なり、RB55MS>HBB51MS>MSB55MSの準となります。
体感的な細かい部分は実際に投げて釣ってみないと分かりません。ブランクの調子やパワーの雰囲気を細かく聞いてくる方もあるのですが、他社製と比較するのは当店にとっては、他社ブランクの情報がないので正確ではありません。また使っていきながらロッドの特性を紐解き、新たな境地を見出すのも一遍通りになってきた渓流ルアーの世界に新たな扉を開けるキッカケになると思います。ぜひ挑戦してみてくださいませ。
カスケットのロッドラインナップはこちら。
17/07/03
なかなか大台には届きませんが、綺麗なヤマメが出てくれました。
それにしても今年は雨の少ない時期が長過ぎて、山女魚も顔と各部のヒレは大きいのに、特に尾ビレの付け根は細く、全体に太っていません。この魚がしっかりと太って、そのままの色で30cmを超えたらどれだけ素晴らしいだろうと思います。
最近になって、ハッスルトラッド501を評価してくださる方が増えました。やはりトラブルレスで水中の喰いつきが良く、俊敏なアクションレスポンスで小さくターンを決め、最後まで浮き上がらずにただ巻きでも誘える。つまりどの場面でも使いやすいからでしょう。
もちろんツーフックの502も相変わらず人気ですが、移動の少ないターンが得意な分、早瀬の直アップではフロント絡みが多くなるので、都度のポイントによってミノーを付け替えて頂くのがなによりです。でも次の瀬が見えると、ついついせっかちに投げてしまいますよね。
そんな502でずっと通したい方は、絡まない
ラインチューブを付けて頂くと良いです。(アップのスプーニングにも良い!)スナップ交換であれば毎回結び直さないので苦になるのは最初だけです。これだけで直アップでもよほど、ぼ〜っとしていない限りフロントにツインアシストでも絡みにくくなります。この写真のセットはどうしてもバラしたくない時にぜひお試し頂きたいセットです。100%は難しいですがほかのフックに比べて格段にフックアップ率は上がります。
(相変わらず今年のシーズン中にも在庫切れ→いい加減、来年こそ改善策を講じます。)
ロッドは
アルセドクライマーACB52MS。「この竿はもはやパックの予備ロッドではない、メインだ!」と言ってくださる方もありました。正直に嬉しいです。それを狙って作った印籠継ぎの実戦派ロッドですから!装飾スレッドはショートグリップだけの
特別なロイヤルブルースレッド。強さと美しさに機能を備えたコンパクトロッドです。この仕様で本日在庫分が入荷しました。ぜひ夏渓にご検討ください。
【台風が九州に接近】
さて、ドカンと雨が欲しいとか、釣り人の勝手な不謹慎を言っていたら明日は台風が接近です。やはりほどほどが良いです、神様(苦笑)
明日は台風接近のため、お荷物の発送に支障が出るかもしれません。その際はどうかご理解とご容赦頂きますようお願いいたします。
17/07/01
山椒をもらったのはいいのですが、茎から房を取る作業で指にしっかり香りがついて、若干ピリピリする気も・・・
葉を食べるのも好きですが、実はおにぎりの具にもいいよと聞いて楽しみに煮ております。こういうことを楽しめる歳になってきました。。。
追記(どうでもいいことかもしれませんが・・・)
本日の更新内容は、昨日一瞬だけ公開しましたが、カーペンターの公開準備が出来たので急遽入れ替えました。
あれ?見たぞっと言う方、ゴメンナサイね。
皆様も良い週末を!