ハイギア化への交換
ABU アンバサダー2500Cチューニングのつづき、本日はハイギアに変更です。
2500Cを使われたことがある方は経験あると思いますが、純正は渓流のアップクロス(上流に投げ入れて下流に引くこと)
には巻き取りが苦労します。水量が多い場所は余計に辛くて、ほぼ釣りにならない場面も出てくるほどです。
そう言った方は迷わず、この1:6.0のハイギアへの交換をしましょう。
内部を開くとこのようにセットされています。それぞれのパーツ名をまずは理解してください。
真っ直ぐにメインギア組を抜けばアンチリバースドッグも自然に抜けますが、手順的には真鍮板が逆転防止の爪を挟んでいますので、開き過ぎて真鍮を曲げないようにギアから分離させます。
メインギアに構成されるドラグパーツは以下の順に並んでいます。外してしまって忘れたときは参考にしてください。
この時ドラグワッシャーのフェル面も洗浄とグリスアップを同時に行います。
組み立ては簡単です。乗せて、アンチリバースドッグを爪に慎重に挟んだら終了です。
最後はピニオンギアにヨークを挟んでセットすれば完成です。
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AVAIL HGST 2500 (ハイスピードギヤセット)
¥5,910(税抜)
1:6.0のハイスピードギアセット。専用シール付属。純正はハンドル一回転の巻き取り速度は45cmですがハイギアにすると最大56cmになります。僅かな差のように感じますが10回転で1m近く変わるから使用感はずいぶん違います。 |