16/07/08
SIMMSのボアシステムキットが販売されていますが、どうやって交換するの?と
思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ここでは「
M2 BOA FIELD REPAIR KIT」の交換方法を詳しく解説しています。いざという時のために、覚えておいて損はしませんよ。
脱いだり履いたりがとても便利なBOA BOOTですが釣り場で切れると靴紐のようにはいきません。
<1〜3>専用ドライバーを使い中央部のネジを回しダイヤル部分を外します。(各部のネジは反時計回しで外れ、時計回しで締ります)
<4〜5>ダイヤル受け部分の左右のネジを回し受け部分を外します。
<6〜7>歯車を取り出し、切れたワイヤーを引き抜きます。
<8>各ブーツにあったリペアキットを準備し、シューホールへワイヤーを通します。ワイヤーが長い場合はここでカットし調整します。
<9〜10>歯車にワイヤーを通す穴があるので、図のようにワイヤーを通します。
<11〜12>ワイヤーはハーフヒッチ形のイメージ(説明が難しい…)で先端位置を調節しながら締め込みます。
このときワイヤーの先端はプライヤーなどで少し曲げておくとより抜けにくくなるかと思います。
<13>左右のワイヤーのバランスを調整し、歯車を元の位置にはめ込みます。
<14>ダイヤル受け部分とダイヤルを取りつけます。
<15>修理完了。
BOA BOOTはダイヤルを回すだけで、素早く均等に紐が締まっていくのでとても便利です。
車から降りて、釣り場までのアクションが早い!寒い日のかじかんだ手でも片手でオッケー!
ワイヤーには航空機用ステンレスワイヤーを採用しているので、そうそう簡単に切れるものではありませんが、
万が一に備えておくと安心です。
リペアキットはタイプが
新型(M2 Boa)、
旧型(M3 Boa)、
G4用(G4 Boa)とございますのでご注意下さい。