※着用画像は170cm、70kgのスタッフ コーヘイが「サイズ3:Lサイズ相当」を着用しています。
サイズ1(Sサイズ相当)
着丈:45cm
バスト:104cm
サイズ3(M〜Lサイズ相当)
着丈:46cm
バスト:120cm
SplashCamo BodyBag
No : 19309
Price : ¥ 36,000 + tax
Col : L.Brown : Khaki
Size : 1,3
Main fabric : Cotton 100% / Japan
Country of origin: Japan
1960年代、イギリスのModerns(後のモッズ)によって、ミリタリーウェアがファッションに取り込まれました。
雑誌 Free & EasyのThe Rugged Museumを担当していた当時、多くの古着の検証を行っていた時期がありました。当然、軍モノもよく見ましたがその経験からすると(これは私の個人的見解になりますが)軍モノとHeavy Dutyをはじめとするフィールドウェアには多くの共通項があるんです。
例えば、カモフラージュ柄。柄こそ違えど、両者は「隠れる」必要に迫られています。「要素」を考えたとき、T&Sにカモフラージュ柄が生まれるのは必然と言えます。
現在、T&Sには、米国のフィールドスピリット「HunterCamo」が存在します。それと対局に位置するのが、この「SplashCamo」と言えるでしょう。
その名の通り、太筆で墨をはね散らかすように描きました。それにデジタル処理を施してモダンに仕上げています。きわめて大柄で躍動感のある構図ですが、同系統色でまとめていますので、佇まいはファッションとして成立して見えます。「隠れる」とは真逆の存在感ですが「都会のジャングル」に相応しいモダンデザインに仕上がっているのではないでしょうか。「これをベストと呼べるのだろうか?」毎回、悩みつつ作業をしています。洋服屋として「〇〇Vest」と呼びたいがあまり、今までやや強引にでも末尾に「Vest」を付けてきましたが、いよいよどうしようにもなくなりました。
フィールドで。あるいは街着として。使い方は自由です。ただひとつ。「カッコつける時に着てもらいたい。」私はこの「Body Bag」をファッションとして送り出したいのです。